ご挨拶

皆さま、はじめまして。Dezil Consultancyの創業者です。 2021年1月にDezil Consultancyを設立し、今期で5期目となります。

まだまだ小さい会社ですが、お客様や仲間たちに支えられながら5期目を迎えることが出来、大変うれしく思っております。

当社設立並びにこれまでについて少しお話させて頂ければと思います。

少々長くなりますが、どうかお付き合いくださいませ。

私自身は総合商社に新卒で入社し、その後貿易実務・販売マーケティングを中心にキャリアを歩んでまいりました。

中東方面の海外駐在を終えて日本に帰国し、それまでとは異なる投資管理・M&Aといった分野を担当するようになった際、自分の知識のなさに愕然とし、勉強しなおさなければならない、と思い中小企業診断士資格と取ろうと考えました。

その過程で、日本の産業構造や経済面での課題、特に日本の企業数のうち99.7％を中小企業を取り巻く環境に初めて触れることとなります。

私が幼いころ漠然と理解していた「Japan as number 1」という環境はもはやどこにも見当たらず、海外駐在を経て実感した日本の閉塞感、なかなか明るく前向きに進むことが出来ない停滞感、これらを自分なりに何とかすることは出来ないか、という想いを持つようになりました。

その後何とか試験合格し診断士として登録したのですが、この資格をどう活かすか？という点が一つの悩みでもありました。

総合商社の業務は良くも悪くも規模が大きく、おそらく世間の常識とは異なる力も働いているものであり、私が常日頃からぼんやりと思い描いていた「日本の中小企業を底上げしたい」というものとは直接的には繋がっていないように感じました。

大きな絵では恐らく繋がっているのですが、自分事として手の届くところにあるか、と言うとそうではないといったものです。

そこで勤務先と交渉し、特別に兼業許可を取得しまして、個人事業主・中小企業診断士として中小企業の皆様のご支援をスタートしたのが始まりです。これが2020年1月でした。最初は知人友人の知り合いをご紹介頂き、そこから小さくスタートしていきましたが、そこから更にご紹介を頂き徐々にクライアント様が増えていきました。

その直後にコロナが本格化し、飲食店や店舗業をはじめとした中小企業の皆様に厳しい環境となりました。その環境下でもやれることをやる、そのような時だからこそ寄り添って共に考え乗り越えていきたい、という想いを持ちながら取り組んで参りました。

その後、それまで以上に寄り添い伴走しながら、クライアント様と共に成長していくことを目指し、2021年1月にDezil Consultancyを設立致しました。設立後はそれまでのクライアント様は勿論のこと、新たにご支援させて頂くこととなったクライアント様と共に日々活発なコミュニケーションを取らせて頂いております。

クライアント様にとっての伴走者でありたいと思う一方で、いつかは伴走を必要とせず、我々が追いつけないようなスピードで走って成長頂けるよう、精一杯ご支援させて頂きたいと考えております。

ご支援させて頂いたクライアント様の中には、このように完全自走して事業を拡大させていく方もおられます。正直言えば寂しい想いもありますが、それよりもやはり嬉しい想いが勝ちます。このようなクライアント様を今後も増やしていき、東京の小さなコンサルティング会社として、我々の手の届くところ、見える景色の中で中小企業各社様の底上げを図っていければ、と考え5期目を迎えた次第です。

当社のご支援メニューは多岐に渡っておりますが、根幹にあるものは「事業者様・経営者様の良き相談相手であること」と考えています。もちろん単なる相談で終わらせることなく、実現性・実効性を伴うご提案をさせて頂きます。更にはその実行に向けての課題抽出と整理、具体的な実効策立案、実行後の効果測定やモニタリングまで、一気通貫で対応致します。

平坦な道も、下り坂も上り坂も隣で伴走すること、そして走る上での必要な機能を補完していくことを目指して参ります。

今年2025年は「乙巳（きのとみ）」です。巳年の中でもこの乙巳は「再生と変化」を表しており、蛇が脱皮するように、殻を破って新たな自分に出会い成長していくと言われています。

我々もクライアントの皆様方と共に脱皮を遂げ、大きな変革を起こし、共に成長していくことが出来ればと考えております。

社内スローガンとしても「挑戦飛躍」を謳うこととしました。ご支援を通じて共に飛躍するべく、尽力して参りますので引き続きのご厚誼を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

Dezil Consultancy　Founder