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主役を引き立てるコンサルタント

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  • Jun 2
  • 3 min read

Updated: Oct 5


「コンサルタントって、結局何をしてくれるの?」と、お考えの経営者や個人事業主の方は多いかもしれません。

華々しい戦略や小難しい理論を振りかざすだけの存在では…と、少し距離を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


でも実は、コンサルタントの本質は「現場主義」と「伴走力」にあります。

そして、わたしたちが何より大切にしていることは、経営の主役はあくまで事業者である」という考え方です。

 


■ 主役は「事業者」

ー最も商品とお客様を知るのは、あなた自身ー


どれだけ経験豊富なコンサルタントであっても、あなたの業界・商材・顧客をあなた以上に深く理解していることはありません。

現場で感じてきた肌感、顧客の微妙な反応、取引先との長年の信頼関係。

これらは現場にいる経営者や事業者にしかわからない、かけがえのない知見です。


だからこそ、事業の「ハンドル」は常に事業者が握っているべきです。

そしてコンサルタントは、その隣で地図を読み、最短ルートを提案したり、時には危険な道を知らせたりするナビゲーターのような存在なのです。

 


■ コンサルタントは「どの業界でも対応できる」

ーなぜ可能なのかー


よく「うちの業界は特殊だから、外部の人間に口出しできることはない」と言われることがあります。

たしかに各業界に独特の商習慣や言語があるのは事実です。

それでもコンサルタントが支援できる理由、それは業界特化ではなく「経営の仕組み」に精通しているからです。


具体的には、

  • 数字に基づいた意思決定の支援

  • 顧客価値と収益性の両立

  • 組織や人材のマネジメント

  • 業務の見える化と改善

  • 補助金や資金繰りの整備

これらは、「どの業界にも共通する“経営の土台”」です。


つまり、「コンサルタントは商材に依存せず、経営全体を俯瞰し、整理し、実行支援する“経営支援のプロ”」なのです。


 

■成功のカギは「役割分担」

ー事業者とコンサルタントの両輪で走るー

自転車にたとえるなら、前輪がコンサルタント、後輪が事業者です。

前輪がいくら方向を示しても、後輪が動かなければ進みません。

逆に、後輪がどれだけ回転しても、前輪が間違った方向を向いていれば目指す場所にはたどり着けません。


事業者とコンサルタントは“両輪”であり、どちらが欠けても経営は加速しないのです。

事業者が現場感覚と意思決定を担い、コンサルタントが構造化と計画支援を行う、

この役割分担が機能してこそ、はじめて経営は“前に進む”のです。

 


最後に、 Dezil Consultancyについてのご紹介を。

当社は、中小企業診断士をはじめとする専門家が在籍し、業種や規模を問わず、事業者の皆さまと同じ目線で実行可能な経営支援を行っています。


事業者の熱意やこだわりにしっかりと耳を傾けながら、数字・制度・組織といった経営の仕組み面を補強する。それが私たちの役割です。

「何から始めればいいか分からない」

「誰かと一緒に整理しながら進めたい」

そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。


主役であるあなたが、より遠くへ進めるよう、経営のパートナーとして伴走いたします。

 
 
 

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