top of page

企業戦略と経営とは

  • Writer: nabeshima55
    nabeshima55
  • Feb 17
  • 3 min read

今日は企業戦略について常日頃思うことを書いてみたいと思います。

 

当社Dezil Consultancyは経営コンサル会社として中小企業の皆様をご支援する立場にありますが、一方で会社である以上、経営遂行し利益も追及することを責務としています。

その中で「経営とは?」とクライアント様に対しても自社に対しても考える機会が非常に多く、これまでの私自身の経験(※)も振り返りながら頭を整理してきました。

※総合商社勤務にて海外事業会社に経営者として出向・経営を行った経験、投資先管理担当者として事業会社の経営を株主の立場から支援した経験等

 

経営とは?」という問いには永遠に答えが出ないような気もしますし、答えも人の数だけ企業の数だけ無数にあるものと考えていますが、自分なりには「目標を立て、目標達成に向けた道筋を立て、着実にそれを進んでいくこと」だと現時点では整理しています。

 

【戦略と戦術】

経営遂行の上では「戦略」が重要になる、とよく言われます。ではこの「戦略」とは一体何なのでしょうか?

世の中には様々な「○○戦略」が存在します。例えば企業で言えば以下のような形でイメージできるかも知れません。

 


 

 

つまり、戦略とは目的・目標(経営理念)に向けて目指すべき未来像(経営ビジョン)に辿り着くための全体方策と言えると考えています。

 

さらにその全体方策としての戦略を実現させる為の方法・手段(=武器)が「戦術」とも言えます。

 

 

 

【戦略を策定する】

経営においては、戦略を策定することが多いですが、これはまさに「どこに、どのように向かっているのか?」を常に忘れないようにしておくものでもあります。

経営者の皆様は日々営業や開発といった本業に忙しくされていますが、それらはあくまで目指すべき目的・目標に辿り着く為の戦略を実行する為に戦術を駆使していることに他なりません。目の前の戦術駆使に集中するあまり、本来の目指すべき場所を忘れないように、その方向が定まるように戦略を策定する必要があると言えます。

 

当社ではクライアント様・経営者様の経営戦略策定に向けたご支援も行っておりますが、その際に必ず申し上げるのは、「戦略は明確にする」という点です。

もう少し細かく言えば、戦略の先にある目的・目標を明示しながら、「定量的に」、「時間軸と共に」、「分かりやすく」設定する必要があると考えます。

 

 

明確かつ具体的な戦略を策定し、それを実現する為の戦術に落とし込んでいく、というプロセスが重要です。

 

【おわりに】

当社では戦略策定から戦術への落とし込み、更にはその効果測定や改善・修正までをクライアント様の隣で伴走しながらご支援させて頂きます。

ぜひ一度お話をお伺いさせて頂けますと幸いです。

 


 

 

 
 
 

Recent Posts

See All
コンサルタントとAI ―人間の知恵とテクノロジーの共進化―

こんにちは。Dezil Consultancyです。 今回は、最近ちらほらと耳にする、「生成AIによってコンサルタントや士業は不要になる」という意見について、考えてみました。 実際に、生成系AIの登場は、私たちの思考や仕事のあり方に大きな変化をもたらしました。...

 
 
 
「あり方」が経営を導く─やり方に迷う経営者の皆様へ

ーDezil Consultancy 経営支援ブログー 「あり方」を忘れると、「やり方」は迷いになる 「あり方」が定まれば、「やり方」は輝き始める   第1章:「やり方」に迷いが生じる現場 ある飲食業の経営者様は、売上向上のためにSNS施策、デリバリー強化、新メニュー開発と...

 
 
 
経営課題を照らす「可視化」という羅針盤を手に入れよう

こんにちは。Dezil Consultancyです。 突然ですが、「 売上が伸びているのになぜ利益が出ない?」 と思ったことはありませんか? 「売上は右肩上がりなのに、なぜか利益が残らない」 「利益が出ているのに、口座にはお金がない」… これはDezil...

 
 
 

Comments


bottom of page